70年代を懐かしむ住まい リノベーション

大分県 70年代を懐かしむ住まい

「リノベーションとインテリアコーディネート」

昭和49年竣工、木造2階建。

古き良き昭和の佇まいを活かしたインテリアにするため、間取りは触らずに最低限の内装による明るさの改善と建具の付け替えをメインに行なった。

家具は畳の和室や既存のレトロなキッチンとの調和を考えてセレクト。
素朴ながら質の高いデザインを揃えることで、懐かしくも品のある空間に仕上がった。

最初の予算の中にしっかりと家具、照明の予算を組み込むことで、建物の扱う部分とそうでない部分の線引きが明確になり、無駄のない予算配分が可能になった。

畳部屋は畳のままで、畳を活かした空間にすれば良いし、キッチンを変えず、あえてレトロなキッチンに合うダイニングシーンを家具や照明で演出すれば工事の予算を下げつつ、趣のある空間を作ることができるという一つの選択肢を定義付けした案件。